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今回は「”口腔ケアのポイント”高齢者の口腔ケアが重要な2つの理由!正しい方法で歯磨き介助を実践しよう!」をお伝えします。

 

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口腔ケアとは?

家庭での口腔ケア

歯ブラシや歯間ブラシ等を使って口腔内を清掃し、清潔を保つこと。
 

歯科での口腔ケア

口腔内のトラブルの予防にリハビリを行なうこと。
 
口腔内を使わないと口腔機能が低下し、唾液の分泌量が減り口腔内が乾燥します。口腔内が乾燥すると唾液の抗菌作用や洗浄効果も低下し、感染症を引き起こすことになりかねません。このようなトラブルの予防をするために、口腔ケアはとても重要なことです。口腔内を清潔に保ち、感染症を予防し、全身を健康な状態に保てるのです。
 

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誤嚥性肺炎予防に大事

誤嚥性肺炎とは?

日本人の死因で3番目に多い「肺炎」。高齢者が起こしやすい肺炎の一つです。
 
食事をした際の飲食物や唾液は通常食道から胃へと送られますが、食道に入らず誤って器官に入り(誤嚥)、飲食物や唾液に含まれた細菌が肺で炎症を起こす状態のことをいいます。唾液は睡眠時に誤嚥していることも多く、適切な口腔ケアでリスクを軽減したいところです。
  

細菌の危険性

歯垢は細菌の塊で、虫歯や歯周病を引き起こすだけでなく、37度に保たれている口の中では細菌が増殖しやすく、歯周病菌が糖尿病を悪化させたり、血液に感染すると感染性心内膜炎を引き起こします。

 

口腔ケアがもたらす効果

口腔ケアを行うと、唾液の分泌量が増え消化機能が改善されます。おいしく食事が行えるようになると、体の栄養状態も良くなり、咀嚼をすることで脳の動きも良くなります。また、唾液の分泌量が増えると、唾液の中に含まれる抗菌作用も増えるということで、細菌が体の中に入ることを防ぐことができるのです。

 

口腔ケアを始めましょう!

突然歯ブラシを入れられたりするとびっくりするので、声掛けをすることが大事です。リラックスした状態で始めたいので、ゆっくりと大きな声で「お口の中をきれいにしますねー。」などと声をかけてからはじめましょう。ベッドから起こせるのであれば、背中にクッションなどをはさみ上半身を起こしましょう。
   
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歯をみがいてみましょう!

入れ歯をしている場合は外しておきます。水で濡らした歯ブラシで歯のある部分を力は入れすぎずやさしく丁寧にみがきます。
この時、顎をあげると誤嚥の危険性があるので注意します。すすぎの際は「ブクブク、ぺっ」と吐き出すことで痰をうまく出す練習にもなります。その後、歯茎をマッサージします。歯ブラシをやさしく小刻みに左右に動かし、刺激を与えます。

 

お口がなかなか開かない場合

開口障害との切り分け

お口を開けてくれない場合はあくびをする時の様子を見てみます。あくびでも開けられないのであれば、開口障害となるので、歯科や口腔外科などで診てもらいましょう。あくびで開いているのであれば、他の問題で開けたくないのかもしれません。
口の中を見られることは恥ずかしいし、抵抗感もあるかもしれません。その場合も無理強いはせず、コミュニケーションを図りながら、手や肩、顔など口に近づいていくと安心してもらえるかもしれないので、ゆっくりと口を開けてもらえるよう進めていくといいです。
 

唾液腺マッサージ

フェイスマッサージは口が開かない場合にとても効果的です。口から遠いところから耳下線、顎下線、舌下線の順にマッサージしていきます。これは唾液腺と呼ばれる唾液の出やすいポイントで、マッサージすることにより唾液の分泌を促す効果もあります。次に口唇の周辺をマッサージしていくと筋肉の緊張が和らぎ、口を開けやすくなります。
 

daekimassage出典:http://www.actv.ne.jp/

 

サマリー

▼口腔内を清潔に保ち、感染症を予防し、全身を健康な状態に保つことが大切。
▼マッサージを取り入れ、コミュニケーションを取りながらしっかり歯みがきをしましょう。

 

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