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今回は「”床ずれのポイント”マットレス選びと定期チェックで床ずれを予防・防止しよう!」をお伝えします。

 
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床ずれとは?

マットレスや布団、車椅子などと接触する部分の皮膚が長時間圧迫されることで、皮膚や皮下組織、筋肉などが死んでしまう状態のこと。皮膚や皮下組織、筋肉への血流が悪くなり、酸素や栄養が行きわたらず発生します。

 

床ずれの原因とは何か?

一番の原因は「同じ体勢で寝ていること」です。体位変換ができずにいると圧迫が続き、血が通わなくなることで皮膚組織が壊れ床ずれになります。

【その他要因】
・オムツや身体の汗などからくるムレ
・栄養不良

これらの原因をふまえ、身体を清潔にし栄養をしっかりとることで、耐久性の低下を防ぎましょう。


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出典:http://hajimete-kaigo.net/

 

 

床ずれは細菌感染や骨の壊死まで引き起こす

初期段階は、指で押しても白くならない「紅斑」が特徴です。進行すると、真皮までの皮膚に欠損が生じ「水疱」を発症します。その状態からさらに進行すると、皮下組織に達する欠損を生じ、筋肉や骨まで損傷されます。最悪の場合、骨が「壊死」したり、「骨髄炎」や「敗血症」を併発することもあります。
 
 

原因を知り、悪化を防いで最悪の状態を回避

身体の状態をチェックし、床ずれの危険度を点数化する「OHスケール」と呼ばれる点数表があります。要介護者の「床ずれ発生リスク」を調べる指標です。この点数により、使用するマットレス等を選択するのが基本とされています。
 

質問項目

 ①ベッドの上で寝返りしたり、動けるかどうか?(自力体位変換能力)
 ②病的骨突出(仙骨部)があるかどうか?
 ※病的骨突出とは仙骨部が両臀部の高さと同じ、または突出している状態。
  
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出典:http://www.taica.co.jp/
  
③むくみがあるかどうか?(指を押し付けると指の跡が残る状態)
関節が硬くなって手足をのばしにくいかどうか?

合計点数と危険度

▼1〜3点:軽度
▼4〜6点:中等度
▼7〜10点:高度

合計点数に比例して、床ずれが発生する可能性が高くなります。4点以上は、毎日部位のチェックを行いましょう。
 
その部位に体圧がかからないよう、「体位の変更」や「圧の分散」などの適切なケアを行なうことで、床ずれの悪化を防ぐことができます。

fig_oh出典:http://healthrent.duskin.jp/
 
 
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危険度に合わせて身体の圧力を分散させる

危険度に合わせたマットレスの選び方

起きて自立した生活がおくれる方
現状を維持する為にも、「普通の柔らかさ~やや固めの標準マットレス」が動きやすくおすすめ。柔らかいマットレスでは身体が沈み込み、動きにくくなることがあります。
 

▼寝たきりの時間が多い方
身体の圧を分散させるためにも、「柔らかめの体圧分散式マットレス」がおすすめ。
 
完全に寝たきりの方

「エアマットレス」がおすすめ。マット内に空気を送り込み、空気が入った筒ごとに空気を入れたり抜いたりすることで、交互に除圧をします。寝返りのサポートや座位の保持など、様々な機能が搭載されています。
 

マットレス選びの必須ポイント

①体圧分散性能に優れたマットレス(体圧が一箇所に集中しないもの)
②パッドタイプ(通気性が良いもの)

 

体圧分散式を選ぶ理由と注意点

床ずれの約8割は臀部付近で発症します。特に背上げ時に、上半身からのズレで臀部に力がかかります。そのため「体圧分散性能」にも配慮が必要です。
 
体圧分散式マットレスの使用で、床ずれの発症確率に大きく違いが出ることが証明されています。また要介護度の低い時に高機能なマットレスを使用すると、自力で起き上がる力が失われる可能性もあるので注意しましょう。 
  

yp-10-005_bn3出典:http://www.scrio.co.jp/
  
 

サマリー

▼床ずれが起きやすい部分の皮膚は、毎日定期的にチェックを欠かさず適切な処置が必要。
▼「身体の状態」、「要介護のレベル」に合わせたマットレスを選ぶことが大切。
 
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